塩尻駅前を走行するティアフォー新型EVバス
オープンソースの自動運転技術を先導する株式会社ティアフォー(代表取締役社長:加藤真平、以下「ティアフォー」) は、自動運転レベル4の社会実用化に向け、長野県塩尻市にて新型のEVバスを用いた自動運転の走行試験を開始します。
政府は、2025年に50カ所、2027年に100カ所における自動運転サービスの展開を目標としており、ティアフォーもその実現に向けて全国各地で取り組みを進めています。なかでも塩尻市では、市およびアイサンテクノロジー株式会社を中核とした関連企業・機関、地元企業および地域住民との連携のもと、2020年より継続的に自動運転の地域導入の検討と実証走行による検証を進めてきました。
この度、ティアフォーは新たに開発した国内初の量産型自動運転EVバスを用いて、自動運転レベル4の実現に向けた走行試験を8月より塩尻市でスタートします。さらに、今年6月に塩尻市内に開所した地域DXセンター「core塩尻」に、新たに拠点を設けることで、ティアフォーと塩尻市との共創活動を加速させていきます。
今回の走行試験では、2025年度の導入を目指す自動運転移動サービスの想定ルートの一部を日常的に走行し、技術的な検証を行います。自動運転走行に必要となる高精度三次元地図は、アイサンテクノロジー株式会社が作成しています。この走行試験を通じて自動運転の安定性向上を図るとともに、ドライバーによる介入頻度やその発生地点、シチュエーション等のデータを収集、これをもとに自動運転レベル4に向けた技術開発をさらに進めます。
当社は、塩尻市やその他の関連機関および地域の皆さまと緊密に連携しながら、2024年度には一部ルートにおける道路運送車両法に基づくレベル4の認可取得、そして2025年度には自動運転サービスの本格提供を目指します。
長野県塩尻市について
塩尻市は、"次世代交通がもらたす安心して便利に暮らせる地域社会の実現"をビジョンとして掲げ、自家用車以外の交通手段の確保や運転手不足への対策として、2020年度から自動運転やAI活用型オンデマンドバスの実証実験を進めています。2022年度には国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」にも選出されるとともに、「塩尻市自動運転コンソーシアム」を組成し、自動運転サービスの社会実装に向けた取り組みをさらに強化しています。加えて、塩尻市および一般財団法人塩尻市振興公社が時間にとらわれず働ける就労方法を提供する自営型テレワーク推進事業「KADO」を通じ、地域住民が自動運転の運行管理や高精度三次元地図製作にも参加しています。
アイサンテクノロジーについて
アイサンテクノロジーは、創業以来、測量市場向けソフトウェアソリューションの分野で支持を得ており、その測量市場で研磨された日本トップクラスの技術は、自動運転を支える高精度3次元地図データの作製や整備の分野及び自動運転実用化に向けたコンサルタントでも活動の場を広げています。これまで培った自動運転実証の経験ノウハウを元にODDの定義、自動運転用地図作成、車両架装、シナリオ評価、リスクアセスメント等、自動運転技術の導入・実装を検討されるお客様に向けサポートを進めています。
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