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ティアフォー、経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国) 」に採択

作成者: TIER IV|Oct 5, 2026, 1:00:00 AM

「自動運転の民主化」をビジョンに掲げる株式会社ティアフォー(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO:加藤 真平、以下ティアフォー)は、経済産業省が公募する「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)」に採択されました。ティアフォーは、本採択を受け、日本で実績を有する自動運転技術を用いてサウジアラビアの環境に適した安全かつ拡張性の高いモビリティサービスの社会実装を目指し、自動運転バスの実証を推進します。また、現地の産業基盤の構築を目指し、現地の人材育成に寄与するプログラムを推進します。

背景

サウジアラビアでは、政府主導の長期計画「Saudi Vision 2030」のもと、「活気ある社会」「盛況な経済」「野心的な国家」をテーマに経済の多角化と社会変革が進められています。また、2030年までに公共交通の15%を自動運転化するという目標が掲げられています。加えて、都市開発が進むなか、公共交通の利便性向上、交通安全の確保、運転手の育成など、持続可能な移動手段の整備も必要です。

ティアフォーは、2025年9月にサウジアラビアでデジタル技術ソリューションと自動運転のモビリティを提供する大手企業のElmとMOUを締結しました。この取り組みを活かしながら、本事業では、ティアフォーが日本で培ったオープンソースを活用した自動運転バスおよび人材育成の知見を活用し、サウジアラビアにおける次世代モビリティの実現に貢献します。

本事業の概要

本事業では、以下の一連の活動を通じ、自動車メーカー、自動運転技術会社、現地の交通事業者との協業体制を深め、将来的な自動運転車両の商業運行に向けた事業モデルを構築することを目指します。

1.車両構築

日本で開発した自動運転バスをリファレンスとして、ティアフォーの自動運転システムを欧州自動車メーカーとの協業により車両に搭載し、現地で走行可能な自動運転バスを構築します。

2.現地適合と実証

オープンソースの技術を基盤とし、AIモデルを活用した自動運転システムに現地で収集したデータを学習させることで、中東の砂漠地帯での気温や砂嵐、右側走行などサウジアラビア特有の環境要件に適した自動運転システムを実現します。まずは閉鎖空間で走行実証を行い、その後公道へと運行設計領域(Operational Design Domain:ODD)を拡大しながら実証を進めます。

3.現地パートナー企業との共創と人材育成

現地のテクノロジー企業や交通事業者からは運行現場や地域の交通ニーズに関する知見を得るとともに、行政機関とも連携し、地域の交通課題や社会実装に向けた要件に関する知見を共有します。教育機関とは競技イベントを活用し、STEM(科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics))における人材育成に寄与するプログラムを推進します。

政府による支援

ティアフォーはこれまで、日本では120以上の地域、海外では英国や豪州で自動運転の実証を進めてきましたが、自動運転システムの性能向上には各国や各地特有の走行環境や交通ルールへの適応が必要です。そのためには、膨大なデータの収集とAIモデルの学習など多大な初期導入コストがかかります。また、新たな市場で自動運転ソリューションを展開する際の需要や事業モデルの確立には不確実性があり、民間企業にとってこれらの初期投資は大きな負担となります。

ティアフォーは、本補助金を活用し、現地に適した高精度な自動運転システムを早期に確立することを目指すとともに、人材育成のプログラムを推進することで、「Saudi Vision 2030」の目標達成に向けて、サウジアラビアにおける次世代モビリティの実現に貢献します。

今後の展望

本事業を通じて、ティアフォーは日本とサウジアラビアの経済発展とイノベーションの共創に寄与し、自動運転モビリティを提供することで、サウジアラビアの持続可能な未来社会の実現を支援します。

また、日本発の自動運転技術をサウジアラビアおよび周辺国に展開することで得られた知見を日本の自動運転技術の開発に還元し、技術のさらなる高度化につなげるだけでなく、人材の育成や関連産業との連携拡大を図ることで、日本の自動運転産業の発展にも貢献します。

さらに、これらの知見を他国での車両開発や実証、異なる車種への実装に活かし、国際競争力の強化につなげます。

株式会社ティアフォーについて
株式会社ティアフォーは、「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業です。自社製品として「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを提供し、それらを基盤に市場ニーズに応じた自動運転における各種サービスを展開しています。ティアフォーは、「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界中のパートナーと連携しながら自動運転の可能性を広げ、より安全で持続可能な社会の実現を目指しています。

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