2025年06月04日
テクノロジー

自動運転の民主化を加速する「TIER IV Autoware Partner Program」

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自動運転の民主化をビジョンに掲げるティアフォーは、自動運転の社会実装に取り組むパートナー企業を対象に、自動運転用オープンソースソフトウェア(Open Source Software:OSS)「Autoware」やティアフォーのプロダクトである「Pilot.Auto」の知見や、「Web.Auto」の活用方法を学ぶ研修・教育講座を提供し、修了認定を行う「TIER IV Autoware Partner Program」を実施しています。本プログラムを修了し、認定パートナーとなった企業は、ティアフォーとの共同事業や、ティアフォーのプロダクトを活用した独自の事業展開を加速させることができます。

 

今回のブログでは、本プログラムの立ち上げの背景、本プログラムの概要、そして認定パートナーになるための要件を紹介します。

 

高まる自動運転への期待と課題

近年、ドライバー不足や交通事故などの社会課題を解決する切り札として、自動運転に対する期待が高まっています。こうした背景を踏まえ、多くの企業が自動運転システムの開発に参入しており、ティアフォーもオープンソース戦略に基づき、The Autoware Foundationを通じて世界各地のパートナー企業との協力を進めています。

 

「Autoware」は誰もが利用できるOSSである一方、安全で最適な自動運転システムを構築し運用するためには、車両や走行環境に合わせた高度な機能開発やシステムカスタマイズが必要です。これらを実装するための専門知識を有する人材は不足しており、業界全体の課題となっています。

 

20250604 AutowarePartnerProgram 3走行環境に応じてカスタマイズ・調整されるセンサー

 

パートナー企業の拡充が鍵

ティアフォーは自動運転市場のさらなる活性化に向け、パートナー企業とノウハウを共有し、連携を強化していくことが不可欠だと考えています。そこで、パートナー企業の事業ステージに応じて、「事業立ち上げフェーズ」と「事業拡大フェーズ」の2つのフェーズを想定しています。

 

1つ目の事業立ち上げフェーズのパートナー企業に対しては、自動運転技術に必要な実践的なスキルの習得を目指すことを目的とした「TIER IV Autoware Partner Program」を提供します。2つ目の事業拡大フェーズのパートナー企業に対しては、ティアフォーのソリューションの1つである「Bluebird」を活用し、自動運転事業の自立を支援していきます。

 

「TIER IV Autoware Partner Program」の概要

本プログラムでは、「Autoware」の基礎知識を習得したエンジニアを対象に、「Autoware」を活用して自動運転システムを開発するために必要な研修・教育講座を提供します。具体的には車両構築とインテグレーション、導入先の走行環境への適合などに関する知識と実践スキルを習得可能です。

 

研修・教育講座を修了した「認定パートナー」は、ティアフォーが主導するプロジェクトへの参画や、ティアフォーのプロダクトを活用して新規事業を立ち上げる際の支援を受けることができます。

 

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「TIER IV Autoware Partner Program」を通した支援

 

認定パートナーとなるための要件

「TIER IV Autoware Partner Program」で認定パートナーとなるためには、所定の研修・教育講座を受講し、修了していただく必要があります。「Autoware Integration実践講座」ではデジタルツインシミュレータ環境を題材に、「Autoware」を車両やセンサーと統合して想定通りに動作させる手法を学びます。また、「DevOpsプラットフォーム実践講座」では、クラウド上のツールを操作してソフトウェアのビルドや評価シナリオの作成、車両データの管理など自動運転開発に不可欠なDevOpsの流れを習得します。

 

これらの講座ではティアフォーが実際に開発で使用する「Pilot.Auto」や「Web.Auto」を用いるため、プロジェクトで使用するソフトウェアの適切な使用方法を学び、実践的なスキルを習得できます。

 

「Pilot.Auto」は、Autowareを基盤とした自動運転ソフトウェアプラットフォームです。ターゲットとして想定する使用用途に合ったリファレンスデザインを基に活用することで、独自の自動運転ソリューションを低コストかつ短期間で構築できるようになります。たとえば、特定の走行エリアや用途に最適化した自動運転車両を開発する際に、「Pilot.Auto」の活用によって開発期間を大幅に短縮し、ビジネスの立ち上げをスピードアップすることが可能です。

 

「Web.Auto」は、クラウドネイティブな自動運転開発用プラットフォームならびに運行管理・遠隔監視プラットフォームです。IoTやクラウド技術を活用し、自動運転システムの開発、構築、運用、さらにはサービスとしての利用までを支援する仕組みを提供します。開発者向けには「Development Platform」を提供しており、自動運転システムの実装からビルド、テスト、デプロイに至るまでの工程を効率化・高速化できます。また、サービス事業者向けには、運行管理やデータ利活用を担う「Operation Platform」を提供しており、運行中の自動運転車両の状態把握やデータの可視化・分析を容易に行えます。

 

また、自動運転技術や車両の開発に取り組みやすくなるよう、スターターキットとして「DTVキット」も提供可能です。「DTVキット」と「Web.Auto」を活用することで、習得した内容を実際の環境で検証できるようになります。これにより、車両準備や複雑な環境構築にかかる手間を軽減し、実践的な開発や検証環境をスムーズに導入することができます。

 

修了認定を得た企業は、ティアフォーとの連携を通じ、安全・安心な自動運転システムの社会実装に貢献することも可能です。

 

事業拡大フェーズを支える「Bluebird」

「TIER IV Autoware Partner Program」によって事業立ち上げフェーズを完了し、一定の技術力を獲得したパートナー企業には、ティアフォーのサービスである「Bluebird」を通じてさらなる支援を提供します。「Pilot.Auto」や「Web.Auto」といったプラットフォームのライセンス提供や技術支援にとどまらず、パートナー企業それぞれの強みを活かした付加価値の高いソリューションを共同で開発し、自動運転領域でのビジネス拡大を後押しします。

 

おわりに

ティアフォーは「自動運転の民主化」を掲げ、より多くの企業が自動運転領域に参入し、イノベーションを起こせるよう支援を続けていきます。 本プログラムや自動運転事業への参画にご興味をお持ちの方はこちらのページのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。私たちと共に、新たなモビリティ社会の未来を切り拓きましょう。


ティアフォーでは、「自動運転の民主化」というビジョンに共感を持ち、自らそれを実現する意欲に満ち溢れた新しい仲間を募集しています。

 

多くの職種で採用をしています。詳細は、ティアフォーの「求人ページ」をご覧ください。カジュアル面談をご希望の方は、応募する際に「カジュアル面談希望」と記載してください。

 

「どの職種で自分の経験を活かせるかが分からない」「希望する職種が見つからない」などの場合は、ぜひ「キャリア登録」をお願いします。

 

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