今年度の自動運転AIチャレンジは、大会会場や競技で使用する車両などを大幅に変更します。技術のコンペティションとエンターテインメント性の双方を重視した大会を開催し、幅広い分野のエンジニアの参加と大会コミュニティの成長を促進していきます。

ポイント
- 大会期間の一本化:予選・決戦を合わせて約半年間にわたって実施。
- 決戦会場:シティサーキット東京ベイ(運営:株式会社トムス)にて実施し、同会場で使用されているEVカートを仕様変更し自動運転化した車両で競技を実施。
- 2クラス制:新たに実車両に多く触れる機会を提供する「アドバンストクラス」と、多くの方が参加しやすい従来同様の「チャレンジクラス」を設置。
- コミュニティ活性化:6月に競技で使用するEVカート試乗イベントを開催し、車両の自動運転化する過程などを学べる機会を提供。
クラスについて
- チャレンジクラス:従来同様、公募によって誰でも参加可能。シミュレーションを利用する予選から参加し、予選の成績によって準決勝以上への出場を決定する。初心者にも適したクラス。
- アドバンストクラス:今大会ではより価値ある大会を目指し、より実車両に触れる機会を提供する「アドバンストクラス」を設置。主に過去大会の優秀成績者を想定した上級者向けのクラス。実車両を多く使用し、より高度な自動運転走行を競う。出場チームは、過去大会などの実績をもとに運営側の指名により決定。当該クラスに参加するチームは、予選が免除され、決勝ではチャレンジクラスとは別枠で採点・順位付けを実施。
競技詳細
予選
予選はオンラインのシミュレーションで実施します。予選の競技はデジタルツイン指向のAWSIMを用いてコースをより速く走行することを目指します。参加者は、ティアフォーが開発を主導する自動運転用オープンソースソフトウェアのAutoware* の構造を学ぶだけでなく、実際に行動、判断の部分についてパラメータ調整を行い、また必要に応じて新しいアルゴリズムの開発も行います。
決勝
決勝では、コースで競技車両を使用した大会を行います。シミュレーションで得た知見を実車両に活かしつつ、AWSIMでは再現できない実車ならではの課題にもチャレンジします。
例えば参加者には実車両に適用するため、パラメータ調整にも挑戦してもらいます。また、シミュレーションでは再現できないノイズ処理、遅延対策のアルゴリズム開発も行います。
株式会社トムス公式youtubeチャンネルより引用
採点方法
予選・決勝いずれにおいても、下記の点において技術的な優位さを採点します。
- 基本は時間内の周回数
- 周回にかかったタイム
大会参加方法
応募フォームよりご登録ください。
表彰

また、参加者間における知識の共有を促し、全体のレベルを向上させることを目的に以下の特別賞を設置します。応募方法など詳細は後日、自動運転AIチャレンジの公式ウェブサイトなどにて報告します。
特別賞①:コミュニティ貢献賞・広報賞
- 目的:コミュニティでの活動や広報活動を奨励し、評価する。
- 方法:ソーシャルメディアでの活動、及びイベントの開催を総合的に加味し、表彰者を決定する。
- 賞金:合計40万円
特別賞②:プレゼンテーション賞
- 目的:表彰式にて行われるプレゼンテーションをより発展的なものにするため、複数の軸から評価を行う。
- 方法:プレゼンテーションは、参加者から募集をして行う。
- 賞金:合計30万円
交流会について
本大会のコミュニティを活性化する目的で、6月21日(金)に交流会を実施します。大会参加者及びプレスの方がご参加できます。 交流会参加ご希望の方は、登録フォームムより6月14日(金)までにご登録ください。 プレスの方は、お問い合わせ窓口「aichallenge@tomsracing.jp」までご連絡ください。
催事概要
- 催事名:自動運転AIチャレンジ2024 交流会
- 日時:2024年6月21日(金)17:00~21:00
- 会場:シティサーキット東京ベイ
- 内容:EVレーシングカート試乗会、近藤豊氏による自動運転講演会、立食パーティー
講師紹介
近藤豊
株式会社ティアフォー エンジニア、ROSConJP実行委員、博士(工学)
著書「ROS2ではじめよう 次世代ロボットプログラミング」
スケジュール(予定)
- 参加登録期間:2024年5月27日(月)~7月1日(月)
- 交流会:2024年6月21日(金)
- 予選:2024年7月2日(火)~同年9月2日(月)
- 予選表彰式:2024年9月頃
- 準決勝:2024年11月2日(土)
- 決勝:2024年11月3日(日)
- 決勝表彰式・交流会:2024年12月頃
スポンサーの問い合わせ先
年間を通じた競技スポンサーを募集しています。
競技の趣旨にご賛同いただき、ご支援を検討いただける方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
(公社)自動車技術会 担当:稲妻
TEL:03-3262-8214
FAX:03-3261-2204
E-mail:ai-challenge@jsae.or.jp
運営体制
- 主催:公益社団法人自動車技術会
- 後援(予定):経済産業省、東京大学生産技術研究所、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構、一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本ディープラーニング協会、特定非営利活動法人ITS Japan
関連リンク
*AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。
ティアフォーについて
TIER IV(ティアフォー)は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
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